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2016年4月23日土曜日

自立を基本とした教育、コーナー保育、チューター制

ロッソとロッソポコ(年長と年中)の混同クラス及びヴェルデは、毎日自ら選択した遊びを通して課題に取り組みます。(コーナー保育 : コーナーとは場所を指すのではなく、取り組む教具などを指します)
まずは円くなって座り、一人ずつお話をしたり、質問に答えたりしていきます。テーマは基本的に自由ですが、時には決められたテーマでお話しします。



そのあと、あそびのコーナーが貼られたボードを見ながら、各自がその日取り組みたい遊びを選んで、名前をそのボードに貼っていきます。そして実際に各テーブルなどであそびます。


この日は、積み木やパズル、ミラーを使った遊び、粘土、絵本、レール、キッチンなどの遊びが準備されていました。







子どもたちだけでしっかり遊べているところに、先生が入ることはほとんどありません。チューターとしての保育者は、その玩具の使い方にまだ慣れてなく遊びが十分にできていないグループに主に入ります。
多くの子が約1時間もの間、一つの遊びに集中して取り組むことができました。子ども自身に課題があってひたすらそれを作り続ける場合や一つの課題をクリアしたら先生が次の課題を示してあげる場合などは、子どもたちはいつまでも集中して遊ぶことができます。先生たちはそうやって子どもたちに寄り添ったり離れたりしながら保育していきます。
終わりの合図でお片づけをはじめます。子どもたち自ら、協力しながらマットを片付けていたのには感心しました。


まだまだ、一人の保育者が15〜20名ほどを保育し、関心がある子もない子も同じことをさせる一斉保育が主流の日本において、多くの人にとってコーナー保育は馴染みがないので、「何かを学ぶ(覚える、身に付ける)という観点からは非効率的に思えるかもしれません。
しかし、子どもたちが自ら選択したことに取り組んでいく、自主性、自己管理能力を育てるこの保育方法は、必ずや想像以上の効果をもらしていくはずです。

※この保育理論を取り入れているオランダで、こうした自主性を育てる幼児教育を経て、下のリンクのようなサッカーチーム、サッカーの練習が可能になるという点では、Algo.FCにとってもまったく関係ないことではなく、逆に大変重要であると考えています。
http://www.sakaiku.jp/m/column/knowledge/2010/000196.html




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